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【コラム】「自律神経の乱れ」には、正反対の2つのタイプがあります
こんにちは、健美堂の松田です。
「自律神経が乱れていますね」
そう言われたことはありませんか。
言われて少し納得はしたけれど、
じゃあ何をすればいいのかは、よく分からないまま。
そんな方が、院にもよく来られます。
実は、同じ「自律神経の乱れ」でも、中身は人によってかなり違います。
大きく分けると、正反対の2つのタイプがあるのです。
自律神経は、アクセルとブレーキ
自律神経には、体を動かすアクセル役と、体を休ませるブレーキ役があります。
昼は動き、夜は休む。この切り替えがうまくいっていると、体は元気でいられます。
「乱れている」というのは、この切り替えがうまくいかなくなった状態です。
そして、うまくいかなくなり方が、人によって違います。

休めないタイプ
ブレーキが効きにくくなっているタイプです。
- 布団に入っても、なかなか寝つけない
- 顔や体がほてる、のぼせる
- ドキドキする
- ささいなことでイライラする
体の中に熱がこもり、休もうとしても休めない状態です。
このタイプは、こもった熱を冷まし、潤すほうへ整えていきます。
動けないタイプ
エンジンがかかりにくくなっているタイプです。
- 朝、なかなか起きられない
- 手足が冷える
- だるくて、疲れが抜けない
- やる気が湧かない
体を温めて動かす力が、足りなくなっている状態です。
このタイプは、温めて、力を補うほうへ整えていきます。
逆のことをすると、遠回りに
2つのタイプは、整える方向が正反対です。
休めない人に「もっと運動して」、
動けない人に「とにかく休んで」。
よかれと思った手当てが、かえって遠回りになることがあります。
両方の症状が混ざっている方もいますし、
季節や疲れ具合で、同じ人でもタイプが入れ替わることもあります。
どちらのタイプかは、脈と舌で見分けます
健美堂では、毎回の施術の前に脈と舌を診ています。
今その方がどちらに傾いているのかを、確かめるためです。
舌が白っぽいのか、赤いのか。
脈に力があるのか、弱いのか。
同じ「眠れない」でも、ここを見ると整える方向が変わってきます。
おわりに
「自律神経の乱れ」は、答えではなく、入口の言葉だと思っています。
その奥で、今あなたの体がどちらに傾いているのか。
そこが分かると、手当ての方向がはっきりします。
不調の理由がはっきりしないまま続いているときは、一度ご相談ください。