胸の痛み・締めつけ感
胸の痛み・締めつけ感でお悩みではありませんか?
胸が締めつけられる。ふとした時に、ぎゅっと圧迫されるような感じがある。検査では大きな異常はないと言われたけれど、胸の重さや不快感がなかなか消えない――。
東洋医学では、こうした胸の不調を「気・血のめぐり」と「心(しん)のはたらき」という視点から見ていきます。
はじめに、確認してください(受診のお願い)
胸の痛みは、緊急を要する病気が隠れていることがあります。次のような場合は、ためらわず救急要請(119)または循環器内科を受診してください。心臓の病気が疑われるサインです。
- 締めつけられる・押しつぶされるような痛み
- 左肩・腕・あご・背中へ広がる痛み
- 冷や汗、強い息苦しさを伴う
- 安静にしても続く、または意識が遠のく感じがある
当院の施術は、医療機関で重い病気が除外されたうえで、自律神経や体質からくる胸の不調を穏やかに整えることを目的としています。
こんな胸の不調でお悩みではありませんか?
- ▢ 胸が締めつけられる、圧迫されるような感じがある
- ▢ 緊張やストレスがかかると胸が苦しくなる
- ▢ 動悸や息切れを伴うことがある
- ▢ 検査では「異常なし」と言われたが、不快感が続く
- ▢ 胸の不調とともに、手足が冷えやすい
- ▢ 疲れやすく、休んでも回復しにくい
なぜ胸の痛みが起こるのか(東洋医学の視点)
東洋医学では、胸は「心(しん)」と深くつながる場所と考えます。心は血のめぐりをつかさどり、気(エネルギー)の流れとともに全身をめぐらせています。
この気と血の流れが胸のあたりで滞ると、締めつけ感や圧迫感、放散するような痛みとしてあらわれる――これを東洋医学では「胸痺(きょうひ)」と呼びます。
滞りの背景は人によって異なります。冷え、巡りの停滞、温める力の不足、血の滞り。同じ「胸の痛み」でも、原因のタイプを見極めることが大切だと考えています。
胸の不調の4つのタイプ(東洋医学的見立て)
冷えがこもるタイプ(寒邪痺阻)
冷えが巡りをふさぐ
体が冷えると胸の痛みが強まりやすいタイプ。冷たい風や寒い季節に症状が出やすい傾向があります。
巡りの滞りタイプ(痰濁壅塞)
余分なものが巡りをふさぐ
お腹の張り、吐き気、胃の重さなどを伴いやすいタイプ。余分なものが気血の流れをふさいでいる状態と捉えます。
温める力が不足するタイプ(胸陽不振・陰寒内盛)
体を温めるエネルギーの不足
背中まで響くような痛みが出ることがあり、手足の冷えを伴いやすいタイプ。体を温める力が足りていない状態と考えます。
血のめぐりが滞るタイプ(瘀血停留)
血の流れの停滞
刺すような、場所が定まった痛みが特徴。血の流れが一カ所で滞っている状態と捉えます。
健美堂の施術について
健美堂では、脈診・舌診によって体質や巡りの状態を見極め、その方に合ったタイプに合わせて施術を組み立てます。
お腹や手足のツボ・お灸を用いて、気血のめぐりを穏やかに整え、胸まわりの緊張をやわらげていくことを目指します。
25年以上の臨床のなかで大切にしているのは、症状を一時的に抑えるのではなく、その背景にある体質から整えていくこと。静かに、ていねいにお体と向き合います。
体が整ったその先に
胸の不快感に気を取られず、深く呼吸できる。緊張する場面でも、以前ほど胸が苦しくならない。
そんなふうに、日々の安心を少しずつ取り戻していけるよう、お体のめぐりを整えるお手伝いをしています。
よくあるご質問
Q. 胸が痛むとき、まず何をすればよいですか?
A. 締めつけられる痛み、肩や腕への放散、冷や汗、安静にしても続く痛みがある場合は、心臓の病気の可能性があります。まず救急要請または循環器内科の受診をお願いします。検査で異常がなく、慢性的な不快感が残る場合に、東洋医学的なアプローチが役立つことがあります。
Q. 検査で「異常なし」でしたが、通ってもよいですか?
A. はい。医療機関で重い病気が除外されている前提で、自律神経や体質からくる胸の不調を整えることを目的にお受けいただけます。
Q. どのくらいで変化を感じますか?
A. 体質や経過によって異なります。お体の状態を確かめながら、無理のないペースで進めていきます。