五十肩・上肢痛
こんなことで悩んでいませんか?
【五十肩】
- ✅ 夜中に肩の痛みで目が覚める
- ✅ 腕が上がらない・後ろに回せない
- ✅ 着替えや洗髪など日常動作に支障がある
- ✅ 肩全体が広く痛む・押すと痛みが広がる
- ✅ 整形外科で異常なしと言われた
【上肢痛・腕のしびれ・だるさ】
- ✅ 腕・肘・手首にしびれやだるさが続く
- ✅ 痛みが一か所に定まらず動き回る
- ✅ 冷えると痛みやしびれが強くなる
- ✅ 腕・手が重だるく、悪天候で悪化する
- ✅ 関節が赤く腫れて熱を持っている
五十肩も上肢痛も「検査では異常なし」と言われるケースが少なくありません。東洋医学では肩・腕の痛みやしびれを気と血の流れの詰まり・冷えや湿気による滞りとして捉え、原因のタイプによってアプローチを変えます。
なぜ、五十肩・上肢痛になるのか?(東洋医学の視点)
東洋医学では五十肩を2タイプ、上肢痛を4タイプに分けて原因を見極めます
五十肩(肩関節周囲炎)
① 炎症と血流の詰まりが強く出ているタイプ
〔東洋医学的分類:実証〕
肩の広い範囲への刺すような痛み / 夜間痛(痛みで目が覚める)/ 広範囲に押すと痛い / 内旋・外展の動きが制限
外からの冷えや過労・ケガがきっかけとなり、肩まわりの気と血の流れが急激に詰まります。炎症が強く夜間に特に痛みが増すのが特徴です。「夜中に痛みで目が覚める」「じっとしていても肩が痛い」という急性〜亜急性期の方に多いタイプです。
② 慢性化して肩の筋肉が栄養不足になっているタイプ(虚証)
〔東洋医学的分類:慢性・筋肉栄養不良〕
慢性的な肩の痛み・動かすと少し楽になる / 上げる・外に広げる動作が制限 / 重症では着替えや洗髪ができない / 肩の筋肉が細くなってきた
長年の疲労・加齢・慢性的な血の不足によって肩まわりの筋肉・腱への栄養が届かなくなります。動かすことで少し楽になるのが特徴です。「ずっと五十肩が続いている」「肩が細くなってきた気がする」という慢性期の方に多いタイプです。
上肢痛・腕のしびれ・だるさ
③ 痛みが一か所に定まらず動き回るタイプ
〔東洋医学的分類:行痺〕
肩・肘・手首など関節の痛みが移動する / 関節が曲げ伸ばしにくい / 悪寒や発熱を伴うことがある
体の防御力が落ちているときに冷えが体に入り込み、血流の流れを乱します。痛みが一か所に留まらず肩・肘・手首と移動するのが特徴です。「今日は肩が痛い、昨日は肘が痛かった」という方に多いタイプです。
④ 冷えると痛みが強くなるタイプ
〔東洋医学的分類:痛痺〕
筋肉・関節が冷えて激しく痛む / 固定した場所が痛む / 温めると楽になる / 四肢の冷え
体の冷えが筋肉や関節に入り込み、血流を凝り固まらせます。冷えると激しく痛み、温めると楽になるのが特徴です。「冬や冷房で腕の痛みが悪化する」という方に多いタイプです。
⑤ 腕が重だるく・しびれが続くタイプ
〔東洋医学的分類:着痺〕
筋肉・関節の重だるい痛み / 痛む場所が固定している / 悪天候で悪化 / 軽い浮腫・麻痺感を伴うことがある
体に余分な水分が溜まり、血流の流れを重くします。治りにくく再発しやすいのが特徴です。「雨の日に腕がだるくなる」「しびれが長く続いている」という方に多いタイプです。
⑥ 関節が赤く腫れて熱を持っているタイプ
〔東洋医学的分類:熱痺〕
関節の痛み・局所の赤み・腫れ・熱感 / 冷やすと楽になる / 発熱・口渇・多汗を伴うことがある
体に熱がこもり関節に炎症を引き起こします。患部が赤く腫れて熱を持ち、冷やすと楽になるのが特徴です。慢性化した冷えのタイプから熱のタイプに変化するケースもあります。
※ 実際には複数のタイプが混在することが多く、また五十肩と上肢痛のタイプが重なって現れることもあります。
健美堂では脈診・舌診でどのタイプが主体かを見極め、一人ひとりに合わせた施術を行います。
健美堂の施術について
五十肩も上肢痛も「そのうち治る」「検査では異常なし」と言われることが多い症状です。健美堂では「なぜ今この状態になっているのか」を脈診で読み解き、炎症なのか・冷えなのか・湿気なのかを見極めたうえで施術を行います。
STEP 1
じっくりお話を伺います
いつ頃から・どんな動作で痛むか・夜間痛はあるか・冷えると悪化するか・天候との関係まで丁寧にお聞きします。五十肩か上肢の痛み・しびれかによって施術の方向性が変わります。
STEP 2
脈診・舌診で体の内側を確認
脈の質と舌の状態から、6つのタイプのどれが主体かを読み解きます。炎症・冷え・湿気・栄養不足——原因によって使う鍼の種類・深さ・刺激量がまったく異なります。
STEP 3
状態と施術方針をご説明
「なぜ今この状態になっているのか」をわかりやすくお伝えします。6つのタイプのどれが関係しているかを説明し、納得のうえで施術に入れるようにしています。
STEP 4
肩・腕の動きを取り戻す鍼灸施術
五十肩の急性期には炎症を和らげ血流を通す施術を、慢性期には栄養を補う施術を。腕の痛み・しびれには冷えを温める・余分な水分を取り除く・熱を冷ますなどタイプに応じたアプローチを行います。伝統的な経験刺法「条口透承山法」など五十肩特有の技法も活用します。
体が整ったその先に
「夜中に何度も目が覚めていたが、数回の施術で夜間痛がなくなりぐっすり眠れるようになった」
「冷えると腕のしびれが強くなっていたが、体を温める施術を続けたら冬でも楽になってきた」
「1年以上続いていた五十肩が、体全体を整えてもらううちに少しずつ腕が上がるようになった」
通院の目安について
五十肩の目安
- 軽症:3回〜6回
- 中症:7回〜11回
- 重症:12回〜
上肢痛の目安
- 軽症:3回〜5回
- 中症:6回〜10回
- 重症:10回〜
通院ペースの目安
最初の数回は週1〜2回のペースが理想です。症状が安定してきたら2週に1回、月1回と間隔を広げていきます。
※症状の程度・期間・年齢などによって変わります。
五十肩は急性期・慢性期・回復期で施術の内容とペースが変わります。腕のしびれ・重だるさは慢性化するほど治りにくくなるため、早めのご相談をおすすめします。
よくあるご質問
整形外科で「異常なし」と言われましたが相談できますか?
はい、むしろそのような方が多くいらっしゃいます。レントゲンで異常がなくても、肩まわりや腕の気と血の流れの詰まり・冷えや湿気による滞りは東洋医学の脈診で確認できます。
五十肩と上肢のしびれ・だるさ、両方まとめて診てもらえますか?
はい、まとめて診ることができます。五十肩と腕の痛み・しびれは体の内側で関連していることが多く、全体を整えることで複数の症状が同時に改善するケースが多いです。
「そのうち治る」と言われた五十肩ですが鍼灸を受ける意味はありますか?
自然に回復するケースもありますが、放置すると慢性化・筋萎縮へと進行することがあります。早めに体の状態を整えることで回復を早め、慢性化を防ぐことができます。
腕のしびれは頸椎からきていると言われましたが診てもらえますか?
はい、対応できます。頸椎由来のしびれも東洋医学では血流や体のバランスの乱れとして捉えます。肩こりページで扱う頚肩腕痛とも重なりますので、まずはご相談ください。
料金はどのくらいかかりますか?
初回7,000円(約60分)、2回目以降5,000円(約30分)です。
院長メッセージ
五十肩も上肢のしびれ・だるさも、「検査では異常なし」「そのうち治る」と言われて放置されがちな症状です。しかし体の内側では、気と血の流れの詰まり・冷えや湿気による滞りが確実に起きています。
脈診でその「理由」を読み解き、原因のタイプに合わせた施術を行うことで、夜間痛から解放され、腕の動きが戻り、しびれが落ち着いていくのを感じていただけます。
夜中に痛みで目が覚める辛さ、腕が上がらないもどかしさから、一日も早く解放されましょう。
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※本ページは施術の参考情報を提供するものであり、診断・治療の代替を目的とするものではありません。症状によっては医療機関への受診をお勧めする場合があります。