最新の症例紹介健美堂での症例の一部をご紹介します。
【症例】40代女性/リウマチ既往・関節痛・冷え・むくみ
2025.05.23
【南大阪にお住まいの40代女】以前に膠原病(関節リウマチ)と診断され、現在は投薬なしで経過観察中。
最近になって関節のこわばり、足のむくみ、冷え、筋肉のだるさなどが気になり、健美堂を受診されました。
●ご来院のきっかけ
市販薬やマッサージでは根本的な改善が見られず、東洋医学的に体質から整えたいとの思いで来院。
●診察と所見(東洋医学的な見立ても含む)
脈診では「腎虚」「気血両虚」に加えて、「寒湿の滞り」が顕著。
レイノー現象もあり、血流と自律神経のバランスが大きく崩れていると判断。
→「腎・脾・肝」の弱りによる冷え・むくみ・こわばりと見立て。
●治療の経過
初回の施術後、足の冷えが軽減し「足が軽くなった」と実感。
3回目で朝の関節のこわばりが緩和、下肢の筋肉痛も軽くなる。
5回目には、レイノー現象の頻度が減り、全身のだるさもやや改善。
●経過後の変化と患者さまの声
「朝のつらさがかなり軽くなった」
「“今日は動ける”という日が増えてきました」
「以前より気持ちも前向きになれています」とのお声をいただきました。
●使用したツボ
腎兪、脾兪、太渓、三陰交、足三里、陰陵泉、太衝、関元、陽陵泉などを主に使用。
●担当よりひとこと
膠原病の既往がある方の慢性症状は、体の冷え・疲労・巡りの悪さが背景にあることも多く、東洋医学的な内側からの調整が有効です。
無理のないペースで継続しながら、体調の土台から整えていきます。
▶ 類似の症例はこちら → 顔面神経麻痺の症例紹介はこちら ▶ 膠原病に関する情報はこちら → 日本リウマチ学会公式サイト