最新の症例紹介健美堂での症例の一部をご紹介します。
【症例】40代男性/朝起きたら腰が伸びない…急性腰痛の症例
2025.04.14
【症例】40代男性/朝起きたら腰が伸びない…急性腰痛の症例
初診時の状態
2025年3月ごろのご相談。40代男性。
朝起きた際に突然の腰痛があり、まっすぐ立てない状態で来院。
特に前かがみになると痛みが強く、動きもぎこちない様子でした。痛みの出始めは来院前日の朝。
所見と方針
腰や背中の筋肉が固くこわばり、押さえると痛みがある状態。
足の冷えや舌の色の変化から、体が冷えと湿気の影響を受けていると考えられました。
東洋医学では、こうした状態を「寒さや湿気が体の巡りを悪くしている」と捉え、
全身のバランスを整えることで、自然に治る力を引き出すように施術を行いました。
施術と経過
背中や腰の緊張をゆるめるツボに鍼を行い、全身の巡りを整える施術を行いました。
冷えを取り除くために、お腹や腰を温めるお灸も併用しました。
初回の施術で、前かがみの動作がややスムーズに。
2回目には「朝起きた時のこわばりがかなり楽になった」とのお声があり、
計3回の施術で、痛みなく日常生活を送れるようになりました。
まとめ
ぎっくり腰のような急な腰痛も、体の冷えや疲れ、巡りの悪さが関係していることがあります。
つらいときこそ、早めの鍼灸治療が回復を助けてくれます。
無理をせず、自然な回復力を引き出すお手伝いができればと思っています。