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【症例】足のしびれ・腰痛(20代女性)|どこに行っても原因がわからなかった1ヶ月の経過
どこに行っても原因がわからなかった足のしびれ。腰に着目したことで、変化が始まりました。
「ビリビリ、ピリピリとしびれる感覚がずっと続いていて、しゃがむことさえ怖くなっていました」
Rさん(20代・女性・岸和田市在住)が当院に来られたのは、足のしびれが始まってから約1ヶ月が経った頃でした。
来院までの経緯
最初に気になりはじめたのは、左足の親指のしびれでした。そこから左足全体のつっぱりに広がりました。
左足全体のつっぱりが残ったままだが、一旦左足のしびれは無くなり右足がしびれるようになる。すると数日のうちに右足のしびれは無くなり左足のしびれが再発する。その後、特に左足後面がじんじんとする感覚に広がっていきました。
整骨院を受診すると「坐骨神経痛かもしれない」と言われ、もみほぐしを続けました。
病院にも行きましたが、検査の結果は特に問題なし。
診断名がつかないまま、痛み止め(ロキソニン・トアラセット)を飲みながら毎日を過ごしていました。トアラセットを飲むと薬が合わなかったのか、職場で吐いてしまったようです。
しびれは左足が少し落ち着いたと思うと右足に移り、またしばらくすると左に戻ってくる。
原因がわからないまま、薬を飲み続けていたが。ずっとビリビリ・ピリピリ、しゃがめない程のつっぱる症状が体の中をさまよっているような日々でした。
「毎日が辛くて、どうにかしたくて、調べて来院させてもらいました」
のしびれ
効果なし
症状続く
原因を特定
消失
消失
東洋医学から見えてきたこと
初診時に脈診・舌診で状態を確認しました。
舌は深い紅色で、裏側の静脈が浮き出ている状態。
これは体の中で「血(けつ)」の流れが滞っているサインです。
脈からは「腎(じん)」の力が落ちていることが読み取れました。
東洋医学では、腎は足腰の強さや疲れにくさを司る臓で、体の根本的なエネルギーを蓄える場所とされています。
腎の力が落ちると、気や血を末端まで届ける力が弱くなります。
今回の足のしびれは、気の巡りの滞り(気滞)と血の流れの悪さ(瘀血)が重なった状態——つまり体の中の「流れ」がうまくいっていない状態——が背景にあると判断しました。
そして、その底にあるのは「腎虚(じんきょ)」、つまり体の根本のエネルギー不足でした。
腰部への施術を中心に据えたのは、この判断からです。
足に出ているしびれを足だけで追いかけても、根本が変わらなければ症状は形を変えて続きます。
施術の経過
■ 1回目
気・血の巡りを整える施術を行いました。
施術後、股まわりとハムストリングスの緊張が緩んできたのを確認し、下腿への施術も加えました。
後日、Rさんからこんな報告がありました。
「初めて施術してから翌日、その翌日と、段々痺れもなくなっていきました」
■ 2回目
「左足のつっぱりは、もう気にならなくなりました」という報告がありました。
一方で、右足の小指の外側に新たな鈍い痛みが出てきていました。
体が整いはじめると、これまで表に出ていなかった不調が出てくることがあります。
これは悪化ではなく、回復の過程で見られる変化です。
腎虚を補う施術を続けながら、肩の張りも左右同じくらい出ていたため、全体のバランスを見ながら調整しました。
■ 3回目
「今朝は左足首のしびれがなかった」という変化がありました。
右足の指に「詰まるような感覚」がまだ残っているものの、全体の感覚は以前より落ち着いてきている様子でした。
脈の状態を確認すると、腎虚の傾向は続いています。
引き続き、体の根本から整えることを優先して施術を進めています。
患者さんの声
「初めて施術してから翌日、その翌日と、だんだんしびれもなくなっていきました。
腰痛の根本も治療していくと丁寧に説明してもらって、腰の治療もしています。
次の日、身体が楽になっています。これからもよろしくお願いします」(Rさん・20代女性・岸和田市在住)
同じようなお悩みをお持ちの方へ
足のしびれは、足そのものに原因があるとは限りません。
今回のように、腰の状態が根本にあることも少なくありません。
また、気・血の巡りが滞る背景には、冷えや疲れやすさ、便の不安定といった体質的な傾向が関わっていることがあります。
Rさんの体にも、そのような傾向が見えていました。
「検査で異常なし」と言われて、それ以上の入口が見つからなかった方。
どこに行っても「薬で様子を見ましょう」で終わってしまった方。
脈診・舌診による評価によって、原因がはっきりしなかった症状でも方向性が見えてくることがあります。
同じようにお困りの方は、一度ご相談ください。
健美堂 松田
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