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【症例】繰り返すぎっくり腰から根本解決へ|40代営業職男性・4ヶ月の治療経過
来院時の状態
患者さま:40代男性・会社員(営業職)
主訴:慢性腰痛の悪化とぎっくり腰の再発
A.Tさんは営業のお仕事で車での移動が多く、20代後半から腰の重だるさに悩まされていました。「デスクワークと運転で一日中座りっぱなし。年に2〜3回はぎっくり腰をやってしまって、その度に整形外科で痛み止めと湿布をもらって凌いでいました」とのこと。
転機となったのは、来院の1週間前。重い荷物を車から運び出そうとした瞬間、腰に電撃のような痛みが走りました。「またやってしまった…今度はいつもより痛い」。「明日からの仕事はどうすればいいのか」という不安が頭をよぎり、立っていることもままならない状態に。
翌朝、なんとか会社には行ったものの、椅子から立ち上がる度に顔がゆがむほどの痛み。3日ほど様子を見ましたが、いつものように自然には治まらず、「もう根本的に何とかしないと」と当院にお越しいただきました。
なぜ繰り返すのか ─ 健美堂の診立て
初診時の所見で、A.Tさんの根本的な問題が見えてきました。
脈診:深い部分で細く弱々しい脈(沈細脈)。これは長期間の疲労で体の根本的なエネルギーが枯渇している状態を示しています。
舌診:舌全体が淡く、厚い白苔に覆われ、舌の縁には歯の跡がくっきりと。消化吸収の働きが弱り、体に必要な栄養が行き届いていないサインです。
お仕事の状況をうかがうと、「最近は残業続きで、帰宅後は倒れ込むように眠る日々。食事も外食やコンビニ弁当ばかりで」とのお話。
単なる腰の筋肉の問題ではなく、「腎」(体の根本的なエネルギー源)の衰弱に「脾」(消化吸収力)の低下が重なった状態。土台が脆くなっているところに負荷がかかり、「支えきれずに崩れる」という構造でぎっくり腰を繰り返していると判断しました。
痛みの軽減だけでなく、体の土台から立て直し、「負荷に耐えられる体」「自力で回復できる体」へと根本的に変えていく必要がある、とお伝えしました。
腎と脾の働きを立て直すことで、腰を支える力そのものを回復させる。局所ではなく、回復力を担う内側の働きを整えることが改善の鍵と考えました。
施術の経過
1回目(炎症を抑えながら、回復力を引き上げる施術)
腰部周辺の緊張が著明でしたが、炎症の強い患部への直接的な刺激は避けました。腰そのものではなく、体の土台の弱りと回復力の低下に焦点を当てて施術を組み立てています。
手足の特定のツボを用いて、内臓機能から腰の回復を後押しする治療を行いました。
施術後、「今までと全然違いますね。痛いところを触らないのに、腰が軽くなってる」とおっしゃっていました。
2回目(体質改善への転換点)
「前回から3日ほどは調子がよかったんですが、また痛みが戻ってきて…」
実は、この時期はA.Tさんにとって年度末の繁忙期でした。一時的に整っても、生活負荷が続くと元に戻ってしまう状態でした。この段階ではまだ「支えられている体」であり、「自力で保てる状態」ではなかったのです。
この日は前回よりもじっくりと時間をかけ、体質そのものを変えていく治療に重点を置きました。「今度は根本から変わる治療をしていきますので、少し時間をください」とお話しました。
3回目(回復力の向上)
「前回の後は、忙しかったのに症状が戻らなかった。これは今までと違います」
脈診では、初回の沈細脈から力強さが戻り、舌の状態も改善していました。体の回復力そのものが上がってきている状態でした。そのため、痛みが出にくい体へと変化してきています。
これまでの「良くなっても戻る状態」から、「負荷がかかっても崩れない状態」へと変わり始めたタイミングです。
4回目〜6回目(体質の定着)
A.Tさんの表情が明るくなり、「朝の起き上がりが楽で、運転中の腰の重さもほとんど気になりません。何より、疲れても翌朝には回復しているのを実感します」とのお話がありました。
疲労が溜まっても翌日に持ち越さない状態となり、ぎっくり腰の再発も見られなくなりました。
この段階で治療間隔を2週間に延長。体質改善が定着し、自力で良い状態を維持できるようになっていました。
現在(4ヶ月後・メンテナンス期)
月1回のメンテナンス治療で良好な状態をキープ。「あの頃の腰痛が嘘のよう」とおっしゃっています。
患者さまの声
「正直、最初は半信半疑でした。今まで整形外科で痛み止めと湿布をもらうくらいしか治療を受けたことがなくて。
でも、1回目の施術で『あ、これは根本的に違う』と思いました。痛いところに直接何かするんじゃなくて、体全体のバランスから整えるという考え方が目からウロコで。
2回目の後、繁忙期で症状が戻った時は正直『やっぱりダメなのかな』と思いましたが、先生が『まだ支えられている段階で、これから自力で保てる体に変えていきます』と説明してくださって。その通りでした。
4回目の後はもう確信しました。20年近く悩んでいた腰の重だるさがなくなって、同僚に『背筋が伸びて若返ったね』って言われたほどです。
今は月1回のメンテナンスだけで、あの辛さがなくなっています。もっと早く来ればよかった。」
(A.Tさん・40代男性・会社員)
同じようなお悩みをお持ちの方へ
A.Tさんのように、繰り返すぎっくり腰の背景には「体の土台の問題」が隠れていることが少なくありません。
- ぎっくり腰を年に何度も繰り返している
- 整形外科に通っても一時しのぎでしかない
- 忙しい時期に必ず腰が悪化する
- 根本的に治したいが、どこに行けばいいか分からない
当院では、痛みの軽減だけでなく、「なぜその症状が起きるのか」を東洋医学的に分析し、根本原因から改善していく治療を行っています。脈診・舌診による詳細な体質診断で、お一人お一人に最適な治療方針をご提案いたします。
「どこへ行っても同じ」と諦める前に、一度ご自身の体と向き合ってみませんか。25年以上の臨床経験に基づき、あなたの体が本来持っている「治る力」を最大限に引き出すお手伝いをいたします。
繰り返すぎっくり腰でお悩みの方は、一度ご相談ください。
健美堂 松田
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